ちょっぴり人生に影響を与えてくれた本たち
皆さん、あけましておめでとうございます。
大槍太郎です。
実は元旦以来、かなり悪性の胃腸風邪に掛かっており、新年早々寝込んでしまいました。
スタートからコレでは、今年一年、今から暗雲が立ち込めている状況であります(汗)
こんな気弱なとき、気を紛らわせてくれるのが読書。
そういえば、最近ほとんど本らしい本を読んでいないなぁ~。
今まで本を一番読んだ時期といえば、高校から大学にかけての数年。
社会人になってからは、仕事に追われて、ビジネス書以外はほとんど読んでいないかもしれません。
ですので、今回ご紹介する本たちは、20年以上前に読んだ本ばかりであり、現在では絶版されているかもしれませんのであしからず。
ご紹介する一冊目は、かんべむさし著 「むさしキャンパス記」。
SF作家の著者の関西学院大学時代の話。
たまたま聴いていたラジオドラマで流れていたCMで、この本のことを紹介していて、たまたま別件で訪れた書店にあったものを購入、すぐに貪るように読んだ本。
進路について悩んでいた時期でもあり、大学というところが良い意味でも悪い意味でもよく理解できた本で、この本との出合いから、大学進学を真剣に考えて、勉強し始めた記憶があります。
二冊目は、椎名誠著 「哀愁の町に霧が降るのだ」。
エッセイスト、椎名誠と初めて出会った本。
近所の書店に平積みされていたものを何気に購入。
それも上巻のみ。
今でも覚えているのですが、ベットに寝転がって読み始めたら止まらなくなり、一気に読んだ挙句、その日のうちに、中巻、下巻も購入。
午前中から読み始め、暗くなるころには完読、それから何度となく今でも繰り返して読んでいる本です。
男4人の共同生活を、日常の風景と重ね合わせながら表現しているところと、まさにタイトルにある、男たちの哀愁が感じられるところが気に入りました。
この後、わしらは怪しい探検隊や、さらば国分寺書店のオババなど、椎名作品をむさぼるように読んでいます。
三冊目は、新田二郎著 孤高の人。
実在の登山家、加藤文太郎の一生を書き上げた山岳文学の名著。
現在もライフワークとなっている登山を始めた時期に読んだ本で、この本がきっかけで、加藤と同じルートで槍ヶ岳登山をし、ついには脱サラをして山小屋勤務、しかもそれが、槍ヶ岳の山小屋というオチ付き。
ある意味、これほど人生にいちばん影響の大きかった本はないかもしれませんね。
四冊目は、松田忠徳著 北海道とっておきの旅。
学生時代より、何度となく訪れている北海道。
日本の中で、いちばん旅行をした地域。
それだけ北海道という地が好きということかもしれません。
何回も行っている北海道にも、まだまだ知らなかった北海道の衣食住の観点からの旅が提案されており、ここで知った情報を元に、その場所へ新たに行ったり、紹介された食べ物を堪能したりしました。
北海道の見聞をさらに広めるきっかけとなった本です。
著者の松田氏は、温泉博士としても有名。
他にもご紹介したい本がたくさんあるのですが、はっきり言ってキリがありませんので、今回はこのあたりで。
また、機会があれば、他の本たちもご紹介したいと思います。
あ、あと、変な風邪が流行しているようですので、くれぐれも皆様ご自愛ください・・・。
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